肩こりの原因のひとつで、もっとも多いのが「筋肉疲労」によるもの。
とはいえ、疲れがたまった筋肉を酷使し続けると炎症反応を起こし、痛みが出てしまったり、頭痛や吐き気といった症状が出てしまいます。
最近は肉体労働だけでなく、長時間のデスクワーク等によって筋肉が凝り固まってしまっている方も多くいます。
寝違えを起こしやすくしてしまったり、四十肩・五十肩を引き起こしやすくなるとも言われています。
アトム接骨院では、患者ひとりひとりが抱える「痛み」がどういったものかを考え、特に「マッサージ」に重点を置きそれぞれの症状に適した施術を行います
また、例えば首の筋肉が張っている人は、必ずと言っていいほど背中、肩甲骨の筋肉まで張ってしまっています。
しかし、自覚症状がなく指摘されてはじめて気がつく場合もあります。
アトム接骨院では丁寧な診察を行い、症状を見逃さず、必要なマッサージを必要なだけ行う施術をしております。
その為、他院よりマッサージにかける時間は長めとなっておりますがご了承ください。
肩のこり
肩の何とも言えない「だるさ」「重さ」そして時には「痛さ」といった肩に広がる違和感が肩こりです。
肩こりで最も多いケースが「筋肉疲労」によるものです。
首から肩にかけての筋肉はデスクワークや車の運転などの「同じ姿勢」を取り続ける仕事で疲労が溜まりやすく、疲れがたまった筋肉はその機能を低下させてしまいます。
それでも肩を酷使し続けると、首から肩にかけての筋肉は炎症反応を起こして痛みが発症してしまうのです。
このタイプの肩こりはしっかり筋肉を休ませてあげればかなりよくなるタイプですので、マメにマッサージ等による肩のメンテナンスをしていればそれ程深刻なものにはなりません。
無理を続けて慢性化させてしまうと回復に時間がかかってきてしまうので、おかしいなと思ったら早めに接骨院・整骨院にいって診てもらうようにしましょう。
肩こりの症状
肩・首の付け根が重い・痛い・張っているという症状が出ます。
肩にかけての筋肉が硬く、不快感がでます。
首を傾ける・左右に動かすのが辛いや、後頭部が痛い、腕の動きがスムーズでないなどの症状が出る場合もあります。
肩こりの対処
よく暖めて血行をよくします。
接骨院、整骨院に定期的に通いマメにほぐしていきます。
首や肩のストレッチを心がけるようにしましょう。
▶肩こりの施術
ひとりひとり症状が違うので、どこがつらいのかよく確認しながら施術していきます。
アトム接骨院では干渉波施術器、マイクロ波施術器を首や肩、背中にまでかけ血行を良くし、はりを和らげます。
牽引の施術も非常に効果的で、首周りの緊張をほぐし頭痛や手のしびれ感をとっていきます。
マッサージは首や肩、背中まで広い範囲でほぐします。
特に症状が強い部分やこりの強い部分は重点をおいて行い、頭部や腕のほうまでマッサージしていきます。
長いこと肩こりに悩まされている方では、首の筋肉の疲労や緊張からくるアンバランスによって頚椎に歪みが生じてきます。
特に下位の頚椎5、6、7番目は歪みが起きやすくなります。
矯正・カイロプラクティックを行い調整をすることで肩こりの症状がかなり改善されますので、診察の中で必要と判断した場合は矯正・カイロプラクティックを行います。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
四十肩・五十肩は、「関節包」と呼ばれる関節内部の組織異常によって起こる症状と考えられており、「痛み」がはっきりとしているのが特徴です。
その発症は加齢と共に起こる傾向が強く、平均すると40代から50代にかけて特に発症傾向が高い為、「四十肩/五十肩」と名付けられています。
四十肩・五十肩の症状
はっきりとした肩関節内部の痛みを感じます。
肩の関節が痛くて上がらない、肩から腕にかけて痛む、症状がひどい夜間・早朝に激しい痛みが出るなどの症状があります。肩関節を動かした時に音がなる感じがすることもあります。
▼具体的には
洋服を脱いだり着たりがしずらい
電車のつり革がつかめない
髪が結えない などが出ます
四十肩・五十肩の対処
激しい痛みにより発症した場合はまずはアイシングと安静を心がけます。
初期の激しい痛みが落ち着いてきたら今度はよく暖め、運動療法を取り入れていきます。
▶四十肩・五十肩の施術
四十肩・五十肩には、急激に激痛を伴い発症する急性のものと、徐々に痛くて肩があがらなくなってくるタイプのものがあります。
急性のタイプのものは発症時は安静にしていても痛みが治まらず夜も眠れないほどの痛みがでます。
施術は刺激を避け炎症をとることを目的に行いますので、干渉波治療器、超音波治療、ソーマダインといった機器を使い、除痛と消炎を行います。
肩の負担を軽減するとかなり楽になりますので、三角巾で腕を吊ります。
早ければ2,3日でかなり痛みをなくすことができます。
痛みが落ち着いても完治までしっかり施術を続けましょう。
きちんと施術しないと慢性の四十肩・五十肩に移行してしまうおそれがあります。
徐々に肩の上がらなくなってくる慢性的なタイプ
一般的な四十肩・五十肩はこちらのタイプです。
痛くて腕が上がらない、手を後ろに回せない(髪が結べない、帯が結べない)といった症状の出かたをします。
アトム接骨院では、干渉波治療器、マイクロ波治療、超音波治療、ウォーターベッドなどをもちいて血行回復に努め痛みのある組織の修復を促していきます。
マッサージは肩の前側の前胸部の方から、背部肩甲骨の方まで肩の内部の筋肉をほぐす為のマッサージを行います。
四十肩・五十肩の痛みによって肩に余計な力が入り肩こりを助長するおそれがあるので、必要に応じ肩のマッサージも行っています。
また、運動療法を行いこわばってしまった肩の関節を動かしていきます。
運動療法は自宅でも簡単にできるものを指導していますので、積極的に行ってください。やるのとやらないのとでは治りの早さが全然違います。
腱板損傷
『腱板』とは肩関節インナーマッスルである4つの筋肉の総称です。
中でも最も損傷しやすいのが棘上筋です。
棘上筋はおもに腕を上に挙げる際に働きます。
棘上筋は特に摩擦を受けやすい部分にあること、また、ほとんど薄い腱で成っていることや、血行が乏しいことなどから、加齢による影響も受けやすい筋肉と言えます。
そのため軽微な外力によっても損傷することも少なくありません。
腱板損傷の症状
痛みで手が挙がらない、夜間痛が出るなど「四十肩・五十肩」と非常に症状が似ています。
腱板損傷の特徴としては、力を抜いて他者に腕を動かされる分にはそれほど痛みは出ません。自分で腕を外から上げていった場合、90°付近で最も痛みが強い、などがみられます。
腱板損傷の対処
筋肉に損傷があるので、初期のうちは安静にします。
急性期は三角巾を使用して腕の重さを逃がしたほうがよいでしょう。
急性期がすぎたらしっかり温めて血行の改善につとめます。
腱板損傷の施術
肩内部の筋肉の損傷ですので急性期では安静が必要です。
干渉波治療器、超音波治療、ソーマダインなどを用いて、痛みと炎症を抑え、三角巾で腕を吊ります。
初期の強い痛みが治まっても、肩を挙げる動作が痛くてできない、といった症状はすぐにはとれません。
干渉波治療器、マイクロ波治療、超音波治療などを用いて血流を改善し治癒を促しつつ、損傷のある筋肉と、可動制限の出てしまっている筋肉をマッサージによりほぐしていきます。
炎症が治まった時期を診て、徐々に肩の関節を動かしていきます。
この運動療法、リハビリを行うことが重要になってきます。
頚肩腕症候群
頚肩腕症候群になると首から肩甲骨、肩から腕にかけて筋肉のコリや痛みが現れます。
また、首から手、指にかけてまで痛みや倦怠感、冷感、脱力感などの症状が出ることもあります。症状が重くなると手に痺れが出てきてしまいます。
これらの症状の他に頭痛やめまい、吐き気、眼の疲れなどの症状が現れることもしばしばあるといわれています。
頚肩腕症候群の原因としては、デスクワークなど長時間に渡る同一姿勢、そして首、肩、腕へのストレスが影響します。
作業の途中で休息をとり、首や肩周りをよく動かしたりストレッチを行い、血流をよくして首回りをリラックスさせることが大切になります。
頚肩椀症候群の症状
首、肩から腕の重だるさ、不快感、慢性的な疲労感、筋肉の痛み、関節の痛みなど肩凝りのような症状がでます。
手のしびれ感。腕から指先にまで出てしまう場合があります。
頚肩椀症候群の対処
首回りや肩にかけての筋肉のコリ、緊張が原因で血管や神経を圧迫して症状がでます。
よく暖めて血流をよくし、ストレッチをして筋肉をほぐしていきましょう。
また、仕事や日常生活に原因があれば、そちらへの対応も考えられるとよいでしょう。
▶頚肩椀症候群の施術
頸部の筋肉の緊張をとることでかなり症状は楽になります。
アトム接骨院では干渉波治療器、マイクロ波治療、ウォーターベッドなどで筋肉をほぐしていきます。
頭痛やめまい、あるいは手のしびれなどの症状が出てしまっている方には牽引やソーマダインが非常に有効です。
それから主にマッサージによる施術がメインです。
頚肩腕症候群による頭痛や吐き気、めまい、手のしびれや痛みなどは日によって症状にむらがあります。
施術のたびに丁寧に症状の変化を確認しながら、頚の痛みをとるマッサージ、頭痛をとるマッサージ、腕のしびれや痛みをとるマッサージ、頚椎の歪みを取るために矯正・カイロプラクティックをおこなうなどなど、患者様の症状に合わせマッサージ・手技療法を組み合わせて施術していきます。
頸椎椎間板ヘルニア
頸椎椎間板ヘルニアは、頚椎の椎間板に無理な負担などが加わり、椎間板の中身が外に飛び出て神経を圧迫することで起ります。
圧迫された神経によって大きく「神経根症」と「脊髄症」に分かれたりします。
そして、「神経根症」は比較的軽いといえます。「脊髄症」は比較的重いといえます。
(一概には言えませんのであしからずご了承ください)
頚椎椎間板ヘルニアの症状
首や背中、肩の痛みなどの症状を伴います。
また、首を動かした時に腕にかけ痛みが走る場合があります。
飛び出したヘルニアが神経を圧迫すると、「神経根症」「脊髄症」の症状が出てしまいます。
「神経根症」は、飛び出た椎間板の中身が神経の枝を圧迫し、首筋から肩甲骨、あるいは首筋から腕を通って、親指や中指、小指へ激しい痛みが走ります。
痛みに伴って、ビリビリとした感じもでてしまいます。
「脊髄症」は椎間板が神経の幹を圧迫し、両方の手足にまひやしびれ、脱力感が生じ、歩きにくくなり、手で物が持ちにくくなったりしてしまう状態です。
重症例では排尿や排便の障害も伴います
頚肩椀症候群の対処
初期の激痛時は安静を保ち、病院、接骨院・整骨院にかかってください。
首のヘルニアと聞くと重症のようで、即手術かとも思われがちですが、基本は「除痛・安静・リハビリ」による保存療法(手術をしない療法)になります。
椎間板の中身は一度外に出てしまってもまた吸収される可能性があるからです。
▶頚肩椀症候群の施術
ヘルニアにより飛び出してしまった椎間板の吸収を促し、神経の圧迫を取り除きます。
初期の痛みの強い時期は干渉波治療器、超音波治療、ソーマダイン(微弱電流治療器)等を用いて痛みと炎症を取り除きます。
合わせて頚椎カラーを用いて首へかかる負荷を減らします。
痛みが引いてきたらマイクロ波治療や牽引治療、ウォーターベッドなどを行います。
合わせて頚部を中心に後頭部や両肩、背中と広くマッサージを施し痛みによりこわばった筋肉をほぐし全身的に血流を改善させて飛び出してしまった椎間板の吸収を促します。
腕や手にしびれがあれば神経の走行に沿ってマッサージを行い神経痛を取り除きます。
むちうち症
むちうちの症状
頚部がムチの様にしなり、筋肉や靭帯、椎間板、血管、神経などが損傷されるものをいいます。直後に症状が出現しなくても、衝撃後、数時間後~翌日になってから首が動かしづらい、動かすと痛い、押すと痛いなどの痛みや、熱、頭が重い感じなどの症状が現れます。
衝撃の度合いにより、症状も様々で、肩こりやこわばりなどの軽度のものから、後頭部や腕のしびれ、首や背中が動かしづらい、めまい・吐き気・全身の倦怠感、腰痛、視力障害、耳鳴りなどがおきることもあります。
交通事故や、サッカー・ラグビーなどスポーツ中の接触事故などの衝撃により、首の部分がムチがしなるように前後に連続して大きく動くために、筋肉、靱帯、椎間板血管などが損傷するものです。
受症後、数時間後~翌日になってから症状が現れます。
首が動かしづらい、動かすと痛い、押すと痛いなどの痛みや、熱、頭が重い感じがします。
後頭部や腕のしびれ、首や背中が動かしづらい、めまい・吐き気・全身の倦怠感、腰痛、視力障害、耳鳴りなどといった症状が出る方もいます。
むちうちの対処
症状が様々なので、症状にあった対処が必要です。
だんだんと痛みなどが増してくる場合もあるので、しっかりと病院や接骨院・整骨院に通院する方がよいでしょう。症状が重い場合は、頚椎カラーなどで固定をします。
▶むちうちの施術
アトム接骨院では、基本的には干渉波治療、マイクロ波治療、頚椎の牽引などを用いて痛みにより強張っている筋肉の血行を良くし緊張をとっていきます。
しかし、交通事故で来院された患者さんは多くはむち打ち症の他にも全身いたる所を痛めていることが多いので、他の症状の様子も見ながら施術していきます。